私が良く行くハーブ園のひとつ。布引ハーブ園。今回行ったのは2022年6月。目的はラベンダー調べ。もちろん他にもいろんな植物を見て、表示を読んで、見て、香って、のんびりとしばらく過ごしました。ほんとハーブ園は幸せな気持ちにしてくれる場所。
以下の説明です。最初は札の表示がほとんど。(自分の資料を兼ねたため)
最後の方に、ハーブの写真を載せます。つまらないかも・・・ごめんなさい(;'∀')
クスノキ
ハーブ園を進むと一番最初に出会う樹木がこれ↓
精油やハーブを勉強している人は、学名で「ん??」となるものの一つ。
クスノキ、ホウショウ、ホーリーフ、ラヴィンツァラ、カンファーウッド。全部学名は一緒だから「あれれ?」ってなるのね。学名一緒でも、香り(含有成分)が全部全然違うから。
ケモタイプ精油として、CT.シネオールって、学名と共に書いてあるのはラヴィンツァラ。
ホウショウ、ホーリーフは、葉っぱから抽出して、リナロールの成分が多く含まれるから、柔らかくて優しい香りがする。
カンファーウッドは、カンファーが含まれるから、ツーンとかスッキリ!とかの香りがする。シャープな感じ。
植物によって、抽出部位で香りが(成分が)変わるものもあるんだなぁと実感した植物のひとつがクスノキ。学名だけを覚えればいいってものでもないって、この植物で実感した。今も「あれれ?」が出てくる植物のひとつ。
そして、このクスノキ・芳樟の事ををよく知りたければ、開聞岳香料園に行くのを勧めるよ。芳樟の抽出を日本で一番古くからおこなっているの。なんなら、それは日本の香料の歴史も学ぶことにもなる。おっと、ほらね(笑)話が反れた。
とにかく、布引ハーブ園の入口入ると、いつもここで足が止まってしまうんだよね。ホウショウ大好き。
ラベンダー
私は、ラベンダーが好きで、ものすごく調べている。たぶん死ぬまで調べると思う。ひとくくりにして「ラベンダー」って呼ぶ植物が、実はとんでもない種類が世界中にあり、同じ種類(学名)でも標高、湿度によって香りや、種類が変わり、成分も姿も変わるという事を知ってから、ドはまりして、以来ラベンダー沼にハマりっぱなしだ。
このハーブ園では、北海道で見られる2種が育てられている。他にも、「ラバンディン○○」と、違う種類が植えられている。この日、オカムラサキと濃紫は満開。他のは、ちょっと終わり気味だった。
今回、あわててここに来たのは、この2種類の花と香りをこの目で確認したかったから。
北海道のセミナーで、ラベンダーの事をするにあたって調べるつもりが、ほらね、ココに来たらラバンディンだけでもこんなにあって・・・もうもう、さらに幸せな沼にハマるということになった。
ミント・タイム
ミントもタイムもたくさんの種類がある。だから、嗅ぎ比べ、形比べも出来る。「ミント」なんて珍しくないかもしれないけど、表示も無く現れると、それが何ミントなのかって、私は見分けられなくて(笑)だから楽しい、っもうほんと楽しい。
色んなハーブ
名前は聞いた事あるけど、見たことないハーブ。もちろん初めて知るハーブもたくさん。一度で覚えられないから、何度も来るしかないの。何度来ても発見があるのは、季節も、天気も、誰と来たかもで、色も香りも、全然違うから。
もっと言えば、その香りが幸せな香りとしてに脳に刻まれるのか、ツラさを思う出させる香りとして刻まれるのか・・・と言う事。ただの「○○という植物」としての香りとして刻まれるという事もある。
このニオイムラサキ(ヘリオトロープ)ちょうど花が咲いていて、クンクンしたらものすごくいい香り、そしてとてもかわいいお花。知らない人と、ちょうどこの花の前で出会って「いい香りですよね~~~~」って、会話が弾みました。
コロナだけど、マスクを外して、五感で感じているとさ、その感覚に同調する人が結構近くにいるんだよね。本当言葉って、要らない。
ヤマアジサイ
めずらしいヤマアジサイもたくさん。6月だったから、ちょうどたくさんのお花が見られた。高知県の牧野植物園にも、たくさんのヤマアジサイが育てられていますよ。大きなアジサイよりも、この小ぶりで可愛いヤマアジサイが好きって方、いらっしゃいますよね。
個人的には黒姫が気になるな~~。黒姫・・・名前がかっこいい。
バラは感動もの
<ハーブ以外の事>
ドライのスパイス、が見られる場所もある
ハンモックで休める場所もあるし、ビールを飲んで美味しいものを食べられる場所もある
新神戸駅からは、通路を渡ってホテルに向かい、ホテルと隣接の商業施設の建物を抜ければ近道。
ロープウエイからの景色も素晴らしい
<布引ハーブ園に来る理由>
単純に、このハーブ園が好き。景色が良い。風が気持ちいい。
歩く距離が長くて、楽しい。
本当のハーブ見て、自分の思い込みの修正をする
日帰りが出来る。
神戸に泊まって遊んで帰るのも楽しい
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